第13回おおさか生涯スポーツコンベンション
―生涯スポーツ社会の実現を目指してー
基調講演 「さあ、陽気にゆこう」 平成19年1月14日(日) 大阪府立中央図書館「ライティホール」
講師 高石ともや 氏 (フォークシンガー、マラソンランナー、トライアスリート)
 今年は、1960年代フォークソング草創期に「受験生ブルース」などのヒットで活躍し、35歳からは30年連続でホノルルマラソンに参加、日本初のトライアスロン大会でも優勝されるなどアスリートとしても活躍されている高石ともやさんを迎えました。
 約一時間、歌をまじえながら、多くの体験を話していただき、会場の皆さんのこころがほっこり暖かくなる時間でした。その中で心に残るフレーズをあげてみます。
 私を待つ人がいると思うと生きるエネルギーになる
 人をほめるようになると幸せになる
 若い者には負けるって笑いながらやればずっと走れる
 自分で自分をほめるのがとっても自然なこと
 水は頑張らない 流れるだけ
 陽気にゆこう どんなときでも陽気にゆこう 
       苦しいことはわかってるのさ さあ、陽気に行こう
シンポジウム
「中高年のスポーツ活動」
をテーマにシンポジストから活発な意見の交換がありました。
コーディネーター
園山和夫 氏 (びわこ成蹊スポーツ大学教授)
シンポジスト
植野恵美子 氏  (バドミントン ヨネックス株式会社所属)
 アメリカに行った時、70歳以上のバドミントンの試合を観戦しました。心のそこから生き生きして、楽しそうで、観ている私まで楽しくなりました。でも、同時に日本の中高年のスポーツのあり方を考えさせられました。私が現役の時代は「努力・忍耐・根性」が練習のコンセプトで体を酷使してきました。結果、40代になる頃、両膝の手術をはじめ、体のあちこちに障害がでてきました。そうならないように「運動」と「休憩」のバランスをうまくとることが必要だと思います。
高石ともや 氏  (フォークシンガー、マラソンランナー、トライアスリート)
“若い者には敗ける” ながくランニングを続けるコツはこの言葉が教えてくれた。ホノルルマラソンのような怒鳴り声のない明るいハッピーな市民マラソンが日本の都市マラソンでいつか実現することを願いながら・・・。
土井龍雄 氏  (ダイナミックスポーツ医学研究所副所長)
 中高年でスポーツを続けるためには運動時の障害を防ぐことが大事です。特に腰痛・膝・関節痛・外反母趾と言う障害が増えてきます。これらをコントロールすることが長く続けるコツです。また、「NEVER TOO LATE」、運動するのに遅すぎることはありません。いくつになってもうまく運動することによって効果が上がります。
廣島禎数 氏  (FIFA国際サッカー連盟副審 2006ドイツWC副審 大阪府立長野高校教諭)
 国際審判員としていろいろな国に行く機会がありましたが、その度に、日本のスポーツ環境の貧困さを感じました。特に昨年ワールドカップの開催されたドイツの環境は素晴らしいものでした。日本では学校を卒業するとなかなか、スポーツを実施する場所がありません。日本でも、スポーツを身近に感じる環境が必要だと感じています。
 最後に会場から「体のケアで気をつけられていることは?」との質問にはシンポジストの皆さんが声をそろえて「水分補給です。」と言っておられたのが印象的でした。