大阪府地域生涯スポーツ推進協議会
泉北地域
第41回阪南地区
家庭婦人バレーボール大会
平成18年8月17日(木)・18日(金) 渡辺 会長 三谷 さん
創設から20年の長きにわたって大会を支え続けている大会実行委員会の渡辺会長と三谷さんにお話を伺いました。
■南大阪のママさんバレーが強いわけ ■ママさんバレーから広がる“こころの和”
北は高石市から南は岬町までの9人制ママさんチームが参加するバレーボール大会が泉大津市立総合体育会館で開催されています。AからFまでの6クラスに分かれて優勝を競う大会で、今回35チーム、525名が集まり熱戦が繰り広げられました。この大会は、昭和61年8月の第1回から始まり、毎年8月、3月の年2回開催して、今年で第41回を数えるまでになりました。大会創設のきっかけは、府域レベルの大きなママさんバレーの大会を前に、南大阪地域の各地で3〜4チーム程度の練習試合が行われていましたが、これらを集めてレベルアップを図るために始められたものです。以来、今日の南大阪地域のママさんバレーが高いレベルにある源泉になっています。 現在、20歳代前半から60歳代半ばぐらいまでの幅広い年齢層の方が参加されて交流を深めています。また、親子二代でプレーされている方や夫が監督をされている方など、家族ぐるみで親しんでいる方もおられて、ご家庭の会話がバレーボール談義で花が咲くことも多いようです。三谷さんも「ストレスがたまりやすく、いじめや児童虐待など、暗い話題も多い世の中ですが、スポーツを通じて、自身のストレス発散のほか、一生懸命に取り組む親の姿を見て子供たちが何かを感じることもあるはず。」と、健康でゆとりや潤いのある社会に生涯スポーツが果たす役割の真髄を話されていました。
■どうしてこんなに長く続けられているの? ■いつも輝いて求められる人に!
大会実行委員会のメンバーは、平日に行われる打ち合わせ会議であっても多くの方が出席され、高いコミュニケーションを誇っています。毎年3月には審判講習会を開催して審判の育成にも取り組まれています。5、6年前までは審判の数も少なく大会運営も大変だったそうですが、最近では地道にまいた種が実り、審判の数も多くなってきています。前回第40回の節目となった大会では、三谷さんの知人に頼み経費を抑えて用意したタオルを記念品にしたところ、参加者から大変喜ばれたそうです。渡辺会長も三谷さんも「予算的には決して楽ではない運営ですが、関係者が一体となって工夫する手作りの大会で、それが長く続いている要因になっていると思います。」と話されていました。また、最近は働く女性も増えてきたことから、参加者の都合をつけやすいように、大会日程の決定や組み合わせ抽選会を早く行うようにするといった工夫もされていて、長い歴史を持つゆえに世相の変化も垣間見えます。 今年3月に亡くなられた故原田正克さん(享年84)は、元々は陸上専門でしたが、様々な地域のスポーツ活動に熱意を注がれ、大会創設に中心となってご尽力されたそうです。大会実行委員会では、同氏と一緒に創設時から携わったメンバーがその遺志を受け継ぎ、今も献身的に大会を支えています。一年がバレーボールで過ぎてしまうような生活を送られていますが「自身が求められて何かの役に立つのであれば幸せなこと。」と、そして三谷さんから本紙に「“いつも輝いて求められる人に”なりましょう。」とメッセージをいただきました。大会実行委員会には、古参のメンバーのほか各チームから若い世代の方も加わっておられます。その思いはきっと次の世代に伝承されていくことでしょう。この手作りで温もりのある大会を末永く続けていただきたいと感じました。