創設5年目になる「さくらスポーツクラブ」は800名を越える会員数を誇り、充実した種目数、様々な地域イベント等、会員を引き付けることの出来る構成となっております。クラブから小学校・中学校に指導者を派遣したり、学校行事にも参加したりと地域に貢献し、さらに地域のイベントとして幼児から高齢者までが楽しめる地域大運動会、親子で参加するファミリースポーツなどを開催しました。これらの活動により、住民の皆様から「さくらスポーツクラブには安心して子どもを預けることができる。」という声をいただくことができ、クラブに携わる者として誇りに思います。
 これまでにさくらスポーツクラブでは、サッカー教室でガンバ大阪の宮本・児玉選手、野球教室では元西鉄ライオンズの中西太氏、バドミントン教室では世界選手権女子ダブルスを制覇した実績のある植野恵美子さんを招き特別教室を開催しました。
 クラブハウス『パティオ』はシャワー室や多目的室、エアロバイク、ランニングマシンなどを完備し、会員の交流の場として、また、さくらスポーツクラブの顔として活躍しております。
さくらスポーツクラブ委員長 大浦 雅彦 氏
  さくらスポーツクラブ
  〒569−0825
  高槻市栄町3−11−2   クラブハウス パティオ内
  TEL 072−690−0394  FAX 072−690−0394
「チームとクラブは違うのですか?」
 クラブには「クラブワークとチームワーク」が、チームには「チームワーク」があります。共生の論理によって人と人、集団と集団、組織と組織が協業する「クラブワーク」がなければクラブとはいえません。
クラブには複数のチームが存在します。そのなかで、 チームには「チームワーク」、クラブには「クラブワークとチームワーク」という共同作業があります。
 チームワークは、「相手チームと競い合うために必要となる共同作業」、クラブワークは、「複数のチームが共存するために必要な共同作業」ということができます。しかし、「チ−ムワーク」のみが強調されると「相手チームに勝つこと」だけが目標となり、「自チームのみの発展をめざす集団」となりやすくなります。そうすると、どうしても関係性が内へと向いてしまうため、閉鎖的な集団になってしまいます。クラブ育成段階などで既存のチームがクラブ育成に躊躇したり、不安をいだいたりするのは、チームとして閉鎖的になっているからだと思われます。
 一方、「クラブワーク」は、共生の論理によって人と人、集団と集団、組織と組織が協業することですから、互いに外に向かって開かれた関係となり、クラブメンバーは地域住民全体へと広がりを見せていくこととなります。ここにクラブの必然的な公益性の根源をみてとることができます。ですから、クラブには、新しいクラブメンバーが、施設利用などで不自由しているときなど、それぞれが場所を提供しあうという相互扶助の精神が豊かにあるのです。しかし、クラブにも、チームとチームの関係性が薄れてまとまりがとれなかったり、反対に関係が強くなりすぎて閉鎖的になったりする可能性が潜在的にあります。クラブメンバーそれぞれが、この危険性を認識し、クラブとして常に自己評価していくことが大切だと思います。
 「チームワーク」のみの閉鎖的な「チーム」から「チームワークとクラブワーク」がある公益的・開放的な「クラブ」への転換がいま望まれています。
                            大阪府広域スポーツセンターアドバイザー 松田 雅彦