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なみはや通信

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第8回共に生きる障がい者展 赤星さんと橋下知事のさわやかトーク

平成22年9月18日(土)午前、堺市南区の国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)で、第8回共に生きる障がい者展のオープニングイベントが行われ、元阪神タイガースの赤星憲広さんと橋下知事がトークを行いました。
この催しは、障がい者の自立と社会参加の促進を図ることを目的としたもので、障がい者の作品展やミニコンサート、生産品の展示即売なども行われ、朝早くから大勢の人で賑わいました。
中でも注目されたのは、この赤星さんと知事のさわやかトーク!中心性脊髄損傷のため、昨年若くして引退された赤星さん。阪神タイガースでの9年間の現役生活の活躍については、今さら語るまでもありませんが、新人王、盗塁王、ゴールデングラブ賞など数多くのタイトルや賞を受賞しており、2度のリーグ優勝にも貢献されています。
そんな赤星さんと知事のトークということで、楽しみにされていた方も多く、当日は朝早くから大勢のお客さんが行列を作り、午前9時30分の開場予定が15分繰り上げられた程でした。



朝早くから大勢の方が詰めかけた会場のビッグ・アイ

赤星さんが登場したのは、障がい者の就労をテーマにした橋下知事と障がい者のふれあいトークから。法定雇用率1.8パーセントを大きく上回る8パーセントの障がい者雇用を達成している株式会社ユニクロの関係者の方、そのユニクロで正社員として働かれている方、これから働くために支援学校で励んでいる方たちが参加し、それぞれの思いや抱負を語りました。
これに対して赤星さんは自身の経験を踏まえ、「自分も勇気を持ってプレーして行動して来た。皆さんも勇気を持って取り組んで、乗り越えて欲しい。」とエールを送りました。


橋下知事と障がい者のふれあいトーク(右端が赤星さん)

<さわやかトーク>
午前11時過ぎ、赤星さんと橋下知事のトークが始まりました。会場内は立ち見も出る程の大盛況で、この頃には1000人を超える人出となっていました。中には阪神タイガースの縦縞のユニホーム姿の親子連れも見受けられました。
そんな赤星さんの人気ぶりを目にした知事は「大阪のスーパースターですね!大ファンの方が沢山いらっしゃいますよね!」と驚きの様子
。 「うちの父も典型的な阪神ファンで、負けた日にはとにかく機嫌が悪くて。」と言うと、場内から笑いの声が起きました。

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知事:今日は野球と社会貢献のお話、壁にぶつかったときにその壁を乗り越えるお話などを聞かせてください。赤星さんは、高校は私立ではなくて県立なんですね。

赤星:私立からも誘いは受けていたんですが、将来のことも考えて、野球以外の他のことも勉強したかったので、県立にしました。私立の方が野球が強くて、どうあがいてもレベルが違うと思ったけど、だからこそ倒したいとも思いました。
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赤星さんのご出身の愛知県はいわゆる野球王国で、私立高校の力が大変強かったそう ですが、そんな中で赤星さんは県立大府高校時代に2度、選抜高等学校野球大会に出場 し、甲子園の土を踏んでいます。その後、大学野球を経てJR東日本に就職。その活躍 の舞台を社会人野球へと移します。

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知事:赤星さんは、車掌の資格をお持ちなんですね。

赤星:研修もちゃんと受けましたし、今でもやろうと思えば出来ます。

知事:社会科の教員免許もお持ちだそうで、困りませんよね。
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 高校進学のときに、野球以外のことも学びたいと県立に進学した赤星さん。その志の 通りに、様々な技能を身につけますが、社会人野球でも活躍し、2000年のシドニー オリンピックでの活躍が当時の阪神タイガースの野村克也監督の目に留まり、ドラフト 4位で阪神タイガースへの入団が決まります。赤星さんは体の大きな選手が多いプロ野 球選手の中では、体が小さかったために、苦労が多かったそうです。

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知事:赤星さんは身長は?

赤星:登録では170センチですが、実際は171センチです。160センチ台にしたら目立つかなと思って迷ったんですけど(笑い)。

知事:体が小さいということで大変だったことは、どんなことですか。

赤星:プロではそれまで以上に体やパワーの大きさを痛感しました。体の大きな人は、ある程度セーブしていると思うんですけど、体の大きな人に対抗するためには、毎日100パーセントの状態で戦わないといけなかった。

知事:そんな厳しい中で、必要なことは何でしたか?

赤星:大きな体の人に負けたくないという気持ちですね。

知事:気持ちって大事ですよね!

赤星:僕の中では気持ちと周りの人の声援が大事でした。
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赤星さんと知事のさわやかトークの様子

阪神タイガースに入団した赤星さんは、1年目から1軍で活躍を見せ、小柄な体をフ ルに使い、好守・好走・好打の三拍子が揃った名選手として大活躍。レッドスターの愛 称で親しまれ、中でも盗塁王には5度輝き、矢のような速さでフィールドを駆け抜け、 その颯爽とした姿は多くのファンに愛されました。その密度の濃い9年のプロ生活の間、 4人の監督の下でプレーしました。

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知事:それぞれの監督の特徴ってありましたか?

赤星:4人とも違いましたね。野村さんからは、いろんなことを教えてもらって、盗塁の技術も上がりました。社会人までは盗塁はピッチャーとの対戦だと思っていたんですけど、キャッチャーの考えを読むようになりました。(※野村元監督は、名捕手として活躍された方です。)ここで何を投げさせるのかを読めば、100パーセント行けると思いました。

知事:星野監督は?

赤星:星野さんのすごいところは、飴と鞭を「この人には、こう。」と使い分けていたところですね。僕はどちらかというと鞭で(笑い)、怒られたり相手にされなかたりしていましたが、それで「お前は俺の手に落ちた。」と言われたりしていました(笑い)。

知事:岡田監督は?

赤星:岡田さんには何も言われたことはないですね。逆に選手のことをよく把握していました。

知事:真弓監督は?

赤星:僕は1年しか一緒にやっていないのでわからない所もあるんですけど、とにかくいい人!逆にもう少し厳しくてもいいんじゃないかな、活を入れてもらった方がいいんじゃないかなというときもあるんですけど、やっぱりいい人なんです。
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 知事と赤星さんのトークは、ここからは赤星さんの社会貢献活動に入ります。赤星 さんは、現役時代から盗塁の数だけ車椅子を寄附する活動を行われていました。そのき っかけとなったのは、1人のファンとの出会いだったと語ります。

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知事:赤星さんは盗塁の数に合わせて車椅子を贈られているんですね。

赤星:母が入院して歩くのも大変なときに、車椅子がなくて「どうして無いんだろう?」と思った。ルーキーのときに年下の女性ファンの人が病気で足を切断しないといけなくなってしまって、でもその人は切りたくないって言っていて、親御さんから娘を説得して欲しいと言われたんです。それで「車椅子を作ってプレゼントするから。」と説得したら承諾してくれたんですけど、でも結局間に合わなくて亡くなってしまいました。
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 その経験から赤星さんは、盗塁した数だけ車椅子を贈ることを決意。それだけではな く、甲子園球場のバリアフリー化を球団に要望し、車椅子用のトイレやエレベーターの 設置も実現させました。

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知事:やっぱりスーパースターの人ってすごい!今は基金も設立されて、寄附も呼びかけられていますよね。皆さん、赤星さんを支えてください!(※赤星さんはRing of Red基金を設立し、車椅子の寄贈や少年野球の普及活動を行っていらっしゃいます。)
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 赤星さんは最後に「一歩進まないとマイナスになる。一歩進んで後退しても、ゼロに 戻るだけ。勇気を持って前に進んで欲しい。」と今日集まった多くの人にメッセージを贈 りました。これに対し知事は「僕も勇気を持って一歩踏み出して大阪を元気にしたい。」 と語り、赤星さんと固い握手を交わすと、超満員の場内から大きな拍手と歓声が起こり ました。


大阪を元気にして、障がい者の自立と社会参加を推進 していこうと呼びかけ、固い握手を交わす知事と赤星さん。


会場内には赤星さんの現役時代の野球道具も展示され、多くの人が見入っていました。


このような力作も数多く展示されていました!


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